岡山・島根ドライブ 姥ヶ谷古墳群

in #layback28 days ago

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■姥ヶ谷古墳群(うばがやこふんぐん)
ここに3つ並んでいるのは、この場所にあった古墳を整備したものです。
南側から順に1、2、3号墳と呼びます。いずれも5世紀ごろ(約1,600年前)につくられた、方墳(ほうふん)という四角い形の古墳です。
盛り土のくずれを防ぐために表面は芝生でおおってありますが、つくられた当時は土がむき出しの状態だったと思われます。

大きさは3つとも、およそ長さ19m、幅16m、高さ2mあります。
このように並べてつくられた古墳としては、出雲地方でもかなり大きなものです。
おそらく、古曽志(こそし)周辺の首長に次ぐ力をもった人たちの墓だと思われます。

このうち1号墳は、こわされていたので復元したものです。
この古墳からは、出雲地方ではめずらしい、家の形をした埴輪(はにわ)が見つかっています。
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■古曽志大谷1号墳
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・造出し(つくりだし)

前方部の先端に取りつけられたこの台形の高まりを、造出しといいます。
ここからは、赤くぬられた土師器(はじき)(素焼きのやわらかい土器)の高坏(たかつき)や、わざと割られた須恵器(すえき)(登り窯で焼かれたかたい土器)が数多く出てきました。

ここが死者をともらうまつりの場だったことがうかがえます。
古墳時代の中頃の大形古墳には、しばしばこの造出しが見られますが、大谷1号墳のように前方部の先端につくのはめずらしい例です。
これらの造出しには、土器がおかれたり、いろいろなものを形どった埴輪(はにわ)が並べられたものが多く知られています。
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・埋葬施設
この埋葬施設は、木でつくった棺(ひつぎ)の周囲を石で囲んだものです。
石組みの小口(こぐち)(短辺)側は大きな石が使ってあり、その内側の壁はほぼ垂直になっています。
一方、長辺側の壁は、上に向かってゆるやかに開き、底の土の部分もゆるいU字形をしています。
このことから棺は丸木を二つに割って中身をくり抜いたものだったと考えられます。

棺の中には、鉄でできた刀(かたな)、刀子(とうす)(ナイフ)、斧(おの)、矢じりが副葬品(ふくそうひん)として死者と共に納められ、棺の外の石の上には矢が束ねて置かれました。
後方部に葬られたはずの王とつながりの深い人物が葬られたのでしょう。

死者の埋葬が終わると、棺の蓋(ふた)の上にはさらに石がのせられ、その上に須恵器(すえき)(かたい質の土器)の壺(つぼ)が供えられました。
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・古墳を飾るもの
葺石(ふきいし)
大谷1号墳の斜面には、全面に人の頭ぐらいの大きさの石がはりつけてあったと考えられます。
特に、目の前に復元してある部分は、まず約1.2m間隔で、たて方向に石を一直線にはりつけ、後でその間に石を埋めていくという方法でつくられています。
規則正しく石をはるための工夫でしょう。

埴輪(はにわ)
古墳の頂上部や段の上、さらに古墳の外側の一部には、埴輪が並べられました。
これらの埴輪には、葬石でかざられた古墳をさらにかざるという意味のほかに、古墳とその周囲とを区切るという意味がこめられていたのかもしれません。

大谷1号墳に並べられた埴輪は、大部分がまるい筒の形をした円筒埴輪(えんとうはにわ)です。
また、ところどころには、口が大きく開く朝顔形埴輪(あさがおがたはにわ)も置かれました。
中には、大きく曲がったものやねじれたものも見られます。
これらの埴輪の表面は、木の板でていねいになでつけられ、さらにその上にタガと呼ばれる突起がめぐらされています。
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・後方部
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・前方部
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・古曽志大谷4号墳
この古墳は、古曽志大谷4号墳の模型です。
4号墳は、長さ8.8m、幅7mの長方形をした古墳です。
山の斜面の土をけずり、その土をすぐ下側に盛ってつくられています。
まわりで見つかった土器の特徴から、つくられたのは7世紀の後半(約1,300年前)と考えられます。
古墳時代(約1,700年前〜約1,300年前)の最も終わりごろにつくられた古墳の一つと言えます。
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・麓(島根県 運転免許センター)から見た古曽志大谷1号墳
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