【湖西線】【駅周辺探索】近江高島駅 白鬚神社
・メルヘン広場
高島町は、未来を担う青少年に夢と冒険心を与える施設として、ジョナサン・スウィフトの「ガリバー旅行記」をヒントとした「ガリバー青少年旅行村」を昭和62年に開村しました。
この「ガリバーメルヘン広場」は町の玄関口として、また「ガリバー村」がある町として、多くの人々に愛される広場となるように建設されたものです。

■白鬚神社
琵琶湖に浮かぶ大鳥居が有名な、近江最古の大社です。
“白鬚”という社名が示すとおり延命長寿の神様が祀られており、参拝客も多い滋賀の絶景パワースポットです。
境内にある多数の著名な歌人の歌碑も見どころの一つです。
その中でも、与謝野鉄幹・晶子夫妻が参拝したときに詠んだ
「しらひげの 神のみまへにわくいづみ これをむすべば ひとの清まる」
という歌は社前にわき出る水の清らかさを詠んだもので、上の句は鉄幹、下の句は晶子の合作と伝えられています。
由緒略記
社記によると垂仁天皇二十五年、皇女倭姫命(やまとひめのみこと)の御創建とされ、近江最古の大社といわれている。
また、天武天皇の白鳳三年(六七五)勅旨を以て「比良明神」の号を賜るとある。
当社の縁起は謡曲「白髭」(観阿弥作)にも謡われ、日本全国に約三百の分霊社が祀られている。
御祭神の猿田彦命は、天孫降臨の際に先頭に立って道案内をされた神で、導き・道開きの神として知られている。
当社にお祀りされている猿田彦命は白髪で白い鬚を蓄えた老人のお姿で、御社名の由来にもなっている長寿神である。
御神徳
古くから延命長寿白鬚の神として広く崇敬され、
また縁結び・子授け・福徳開運・攘災招福・商売繁盛・交通安全など人の世の総ての導き・道開きの神として信仰されてきた。
九月の大祭には「なる子まいり」と称する神事があり、
数え年二歳の子どもに御神前でお名前を授け、その名前を三日間呼ぶと子どもの無事な成育と延命長寿の御加護が頂けるという。
御社殿
現在の本殿は慶長八年(一六〇三)に太閤秀吉公の遺命により、
豊臣秀頼公とその母淀君が片桐且元を奉行として造営した桃山時代の風格ある入母屋造りで、
昭和十三年(一九三八)国の重要文化財に指定。
境内には他に十一の末社が祀られており、このうち若宮社・伊勢両宮・八幡三所の社殿は高島市の文化財に指定されている。
・境内案内図

・紫式部 歌碑
「源氏物語」の作者 紫式部が、この地を通った時に詠んだものである。
平安時代の長徳二年(九九六)、越前の国司となった父 藤原為時が、紫式部が京を発ったのは夏のことであった。
逢坂山を越え、大津から船路にて湖西を通り、越前へ向かった。
途中 高島の三尾崎(今の明神崎)に浜辺で漁をする人々の網引く見馴れぬ光景に、都の生活を思い出し、恋しくて詠んだのが右の歌である。
その夜は勝野津に泊り、翌日 塩津から陸路 越前へ下った。
紫式部にとって、この長旅は生涯でただ一度の体験となった。
彼女は越前の国府(武生)に一年ほどいたが、翌年の秋 単身京に帰った。
ここに紫式部若き日を偲び、当白鬚神社の境内に歌碑を建て、永く後代に顕彰するものである。
なお碑文は「陽明文庫本」に依り記した。





















