岡山・島根ドライブ 黄泉比良坂

in #layback7 days ago

黄泉比良坂は、『古事記』に登場する坂です。
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が黄泉国(よみのくに)から還ろうとしたとき、
追って来る悪霊邪鬼を桃子(もものみ)で撃退した坂であり、
大穴牟遅神(おおなむぢのかみ)(後の大国主神)が黄泉国で須佐之男命(すさのおのみこと)の課す様々な試練を克服し、
妻の須勢理毘売(すせりびめ)と共に還ろうとしたとき、
須佐之男命が追い至って、大国主神の名を与え国作りを託したのもこの坂です。

その場所については「故、其のいわゆる黄泉比良坂は、今、出雲国の伊賦夜坂(いふやざか)と謂ふなり」と記しています。

碑の西方の山道がこの伊賦夜坂と言われており、
途中に塞の神(さいのかみ)が祀ってあります。『日本書紀』に、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が黄泉比良坂で「ここから入って来てはならぬ」と言って投げた杖から出現した神であると記されています。
地元では、この道を通るときは塞の神に小石を積んで通るという風習があり、今でも小さな石が積まれています。

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・神蹟黄泉比良坂伊賦夜坂伝説地
黄泉(あの世)の国と現世の境界の地として古事記上巻に、伊邪那岐(いざなぎ)命が先立たれた最後の妻、伊邪那美(いざなみ)命を慕って黄泉の国を訪ねていかれた入口が、この地(黄泉比良坂)であるとされている。

別名「伊賦夜坂(いふやざか)」の起源でもある。昭和15年に「神蹟黄泉比良坂伊賦夜坂伝説地」と刻んだ石碑が設立された。
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・黄泉比良坂
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・塞の神
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・オハツモモ
神話で、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が黄泉比良坂(よもつひらさか)のふもとに生えていた桃の実三つを取り、追いかけてきた黄泉の軍に投げつけると、桃の呪力を受けて黄泉の軍は引き返していきました。

そこで、伊邪那岐命は「桃の実よ、私を助けたように、この世に生きるあらゆる人々が苦しみの流れに流されて悩みごと(※原文ママ)に呆然となるときに助けてやってくれ」と告げ、桃に意富加牟豆美命(おおかむづみのみこと)の名を与えました。

この桃の木は、原種の桃と同種の「オハツモモ」です。
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